2点、公約の達成状況に変更があったのでチラシを作りました。
1点目は、8年前の市議選で公約に掲げた『議会のライブ中継・録画中継の実施』についてです。
今まで実施されていおりましたが、2月5日(月)に行われた、議員全員協議会での多数決の結果、2月19日から開会した3月議会より、議会のライブ中継は、1年間中止されることになりました。
私たち「立憲民主・社民の会」と「共産党会派」は反対しましたが、「自民党系無所属会派」と「公明党会派」の賛成多数により、中止になってしまいました。
「不適切な発言をする議員がいるから」ということが中止の理由です。
私も「市民に誤解を生むような」「事実と異なるような」議員の発言は慎むべきだと思います。
ですが、それも含めて市民に公開し、有権者たる市民の皆さまに政治家を選んでもらうことこそが、民主主義の基本だと考えています。
情報を制限してしまっては、正しい判断を市民が出来なくなるおそれがあるのではないでしょうか。
10年以上の政治経験から確信していますが、市民の皆さまは、政治家を見てないようで、しっかりと見ています。
2点目の公約達成状況の変更は『奨学金返還補助制度』についてです。
5年前の県議選の時から、訴えてきた政策です。
坂戸の若い世代の人口流出を抑える面でも、家庭の経済格差による不平等を解消するためにも、絶対にやるべき事業だと考え、継続して訴えてきました。
正直この5年間、あまり前向きな動きはありませんでした。
ですがついに、3月13日最終日の採決で可決されれば、4月から実施されることになります。
たしかに事業内容の具体に関しては、様々な意見があるとは思います。
補助額も少なく、対象も限定されている面はあると思います。
ですが事業は、ゼロから1にすることが最も難しく、その事業の予算規模と対象者を広げることは、時間はかかりますが、ゼロ1にするよりは容易です。
「給食費無償化」もそうでしたが「それは無理だよ」と笑われても、馬鹿みたいに訴え続けていれば実現するのだと、
市民の誰かの人生を少しでも支えることができるのだと、
政治家をやっていてよかったなと、シミジミ思わせてくれました。
実施の英断をしてくださった、市長及び市役所の皆さまに改めて感謝申し上げます。