事業に失敗した父が、ほとんど家に帰らなくなり、家族を支えるため母は4人の子供を必死に働き育ててくれました。行政の補助は今ほど手厚くなく、幼かった私は社会の厳しさや冷たさ、そして「政治の無力さ」を強く感じていました。その影響により自然と政治に関心を持つようになりました。
そして母の美容室を継ぎ、商売を続ける中で、高い税金や保険料を強制的に徴収する一方、いい加減としか思えない税金の使い方を知り、「政治は国民を助けるのではなく、むしろ私たちの生活の足を引っ張っている。努力しているひとが報われない、理不尽な世の中を変えたい。」と怒りを覚え、政治家を志しました。