約3年前。

市民の皆様から3053票もの票を頂き議席を得ることが出来ました。

本当にありがとうございます。

 

その大切な市議会議員の職を11月20日に辞しました。

 

とても悩みました。

ですが、決断致しました。

なぜならば、私に期待してくれた皆様は、私が選挙時に約束した政策を、少しでも前に進めてくれるだろうと信じ投票してくれたからです。

 

市議会議員としての約3年間で進んだ政策もあります。

ですが、給食費無料化は少しも進まず、側溝にフタをする公約も、従来の工事スピードに変化を起こすことが出来ませんでした。

ではどうすればできるのか。

 

今、坂戸市は県との関係がうまくいっているとは言えない状況にあります。

そのことを市議会議員になり知りました。

給食費無料化も側溝の整備も、財源があれば進めることができます。

 

県と市の関係性を改善し、市に必要な事業を行うための財源を何としてでも持ってくる。

それが市民の皆さまとの約束を果たすには不可欠なことであると、市議会議員活動を通じ確信いたしました。

 

1期途中で辞めるのは早すぎるというお叱りの声をいただきます。

お叱りのとおりです。

ただ仮に2期目の当選ができたとしても

次の挑戦には、4年間もしくはそれ以上の時間が必要になります。

坂戸にそのような時間があるのか。

今すぐ変えなければ、今すぐ取り組まなければ間に合わないのではないか。

 

鶴ヶ島市の農業大学校跡地には大企業が進出し、これから大幅な税収増と人口増が見込まれます。

東松山市は東洋経済新報社の住みよさランキングにおいて、県内の市の中で第1位ですし、人口も9万人と着実に増加しています。坂戸市が抜かれる日も遠くないと思います。

他方、坂戸市は住みよさランキング2年連続最下位です。

人口も増加する見込みにありません。

あと4年後、状況はますます厳しくなっていきます。

今、やれるだけのことをやらなければ、坂戸は沈んでいってしまうと思います。

 

ですが、これだけはお伝えさせて下さい。

市議会議員、市長、市職員は決して何もしていないわけではありません。

坂戸のために日々様々なことを考え、努力をしています。

ですが財源も権限もないから、できない事があるのです。

 

現在の状況を変えるにはどのような方法があるのか。

市民の皆さまのために、私にできることは何かないのか。

その答えが、この度の決断です。

大変厳しい、向こう見ずな挑戦であることは理解しています。

 

「かくすれば、かくなるものと知りながら、やむにやまれぬ大和魂」

私の挑戦を、ご理解頂けると幸いです。

 

 

  • 2019年1月 県への政策チラシ

    2019年1月 県への政策チラシ

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