石井寛議員、古内秀宣議員、小沢弘議員、飯田恵議員より提出された、私たち4人への議員辞職勧告決議は、6日(火)の審議では終わらず、私の審議は昨日7日(水)に行われ、賛成多数で可決されました。
無所属(自民系)8名全員と公明党3名全員が賛成し、共産党3名は全員反対しましたが、もともと数で負けておりますので、出されたら可決されるのは当然です。
発言する機会を与えられるか不安でしたが、認められましたので、下記を述べさせていただきました。
『ただいま議題となっております議員提出議案第5号「武井誠議員、中村拡史議員、平瀬敬久議員及び弓削勇人議員に対する議員辞職勧告決議について」のうち、私、弓削勇人に対する議員辞職勧告決議案について、発言させて頂きます。
私の発言を認めて下さった皆さんに感謝申し上げます。
まず初めに、この度の原爆絵画展に300円のカンパをするという行為をしたことは、率直にお詫び申し上げます。
ですが、決議文に書かれているように「議員に求められる市民全体の代表者としての資質、市民の信頼に値する倫理観に欠けるため、議員辞職勧告を行う」という主張は、絶対に認めるわけにはいきません。
私達、市議会議員は、行政をチェックし、提案をし、市民から「より暮らしやすい坂戸にしてもらいたい」という想いを実現するために、選挙制度に則り、市民の代弁者として選ばれています。
提案者の皆さんが議員辞職勧告を出すという事は、私を選んでくれた市民の声は、議会でくみ取る必要はないと言っているわけです。私のような議員に、投票したのは間違いだったから、投票者の代わりに、自分達が正してやると言っているわけです。
なぜ、そんなことが言えるのでしょうか。
多数派の横暴と言われても仕方のない、民主主義を否定する、そんな行為だと思います。
多くの市民は、議員同士の内輪もめなど望んでいないと思います。
政党等は関係なく、一致結束して坂戸を良くしてくれと願っているのだと思います。
ですから私は、政党にとらわれず、私の思う坂戸の理想や問題を主張し続けてきたつもりです。
市民の思う坂戸市議会と現実の市議会が、大きく離れてしまっているのではないでしょうか。
最後に、慎重なる御審議をお願い申し上げ、私の発言とさせて頂きます。』
議員辞職勧告が可決されても、法的拘束力がないので辞める必要はありませんが、やはり嫌なものです。
「辞めなくても良いんだから、気にしなければよい」と激励もいただくのですが、人間不信になるような、政治の嫌な部分を、人間の2面性を、今回まざまざと見せつけられ、正直疲れました。
最近、この歌をよく聴いています。
人として SUPER BEAVER
ただ政治家としては、一つ成長できたようには思います。
武井議員のブログにも、審議について載っておりますので、ぜひご覧ください。
中村、平瀬、弓削議員にも辞職勧告 | 武井誠・デイリーレポート (sakado-gr.org)